2018年6月 8日 (金)

【手書き】基礎練グッズと略語略号カード

こんにちは、所長です。
実は先日、パソコンを買い替えまして、色々と引っ越しなどの作業中です。

それで、データを整理したりしているのですが、懐かしいグッズが出てきましたのでアップします。とはいえ、生粋のパソコン要約筆記者が考えたものなので、手書きの方がどう思われるかは未知数です。(一応、地元の手書き講師は「へえ」と言いつつやってくれましたが)

その名も「基礎練グッズ」と「略語略号カード(はがき大)」。

これは、手書きとパソコンが混在しているセミナーで講師をするときに、手書きさん用に考えたものです。詳細は以下。たたまれているときは「続きを読む」からどうぞ。

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2018年5月13日 (日)

※追記あり【邦画字幕情報】聴覚障害者対応 日本語字幕付き上映について

わたくし「要約筆記のつく行事」とともに「邦画字幕情報」を毎月調べているのですが、これがまたものっすごい調べにくいんです。 いつもお世話になっているのが『いくお~る』というブログですが、こちらの管理人さんでも時々「情報が遅れました」とおっしゃっていることがあるくらいで、本当に情報が調べにくいなあと思います。

『いくお~る』聴覚障害に関する情報ブログ テーマ:【字幕付き邦画】のページ
https://ameblo.jp/bcs33/theme-10008586896.html

※追記:MASC(特定非営利活動法人メディア・アクセス・サポートセンター)さんのリンクを追加しておきます。詳細はリンク先をご覧ください。バリアフリー字幕だけでなくバリアフリー音声ガイド等にも取り組んでおられます。
http://npo-masc.org/barrierfree_info/

映画の場合、小さな自主制作みたいなのはともかくとして、せめて大手配給会社や全国チェーンの映画館くらいは全社、バリアフリー対応情報としてまとめてほしいものですが、現状、理想的に情報提供してくれているのは東宝だけです。あとは独立系シアターで頑張っているところが全国的に点在しているのみ、といった状況です。
で、この際なので、ちょっとまとめてみました。 順番としては、以下のとおりです。

1.大手配給会社
2.大手映画館チェーン(全国展開)
3.単館・独立系映画館

折り畳まれている場合は「続きを読む」からどうぞ。

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2018年5月 6日 (日)

【基礎編】情報保障つきバス旅行について、パワポ動画を作りました

とある事情で、過去の行事をまとめておるのですが、以前、大会で発表するのに作ったパワーポイントを発掘したので、個人の写真などを削ってフリーイラストの大御所「いらすとや」さんから色々お借りして差し替えたりして、Webに出しても構わないバージョンを作りました。作業時間数時間のやっつけ仕事ですが、「情報保障つきバス旅行って何?」という人への手引きになればと思っています。

なお、入れそびれましたが大事なのは「車酔いしないでそこそこ高速でPCが打てる人」です(要約筆記者である必要はありません)(^^;
私たちは10年やってきましたが、仲間内でもまだ4~5人くらいといったところです……。


【カンタン動画説明】情報保障つきバス旅行とは?
情報保障つきバス旅行とは?

◆使ったパワーポイントをPDFファイルにしたものは、こちら。2種類ありますのでお好きな方を。
【PDF1コマ/頁】バス旅行の説明(案01)

【PDF6コマ/頁】バス旅行の説明(案01)

◆参考リンク:
(1)NHK Eテレ「ろうを生きる 難聴を生きる」2013年10月20日(日)放送
『旅を楽しむために ―難聴者バス旅行同乗記―』
http://www.nhk.or.jp/heart-net/rounan/backnumber/2013/10/1020.html

(2)みえバリ(三重県が作ったバリアフリー観光の手引き)
http://www.pref.mie.lg.jp/D1KANKO/89769000001.htm
※「みえバリ」79ページの「お伊勢さん案内人」のスクリーンショット
みえバリより.jpg

2018年2月 5日 (月)

【動画つき】実践セミナー:過去問解説シリーズ「聴力図について」

2日がかりの、今年最後の実践セミナーが終わりました。あ~~、おわった!\(^o^)/
参加者は10人ちょっとでしたが、試験も近いということで、かなりみっちり実習と検証をやったため、頭脳労働した感たっぷりな感じです(^^;

今回のしゃべりネタのメインテーマは「資料を使った要約筆記」。私の得意技?は、統一試験の過去問のうち選択方式のものについて解説する「過去問の解説授業」(予備校の授業みたいなイメージで考えてください)というもの。今回はこれをいくつかやりました。(他のネタもありましたが)

嬉しかったのは、2日めの午前に、かなり良い感じに分かりやすい要約筆記文を書いた人がいたこと。これが今までの中でもトップクラスの出来だったので思わず「これブログに採用させてもらっていい?」とお願いし、了承を得ました。前日に比べれば、全員が少しずつ上達はしてきたのですが、これは検証が終わったときに「素晴らしい!」と褒めたところ参加者全員からも拍手が。ご本人も「前日は失敗してもちゃもちゃだったのにね」と少し不思議そうな嬉しそうな雰囲気で、私からは「それは失敗がちゃんと実になっていかせたってことだよー」と申し上げておきました。私とアイカタ以外の要約筆記例をこのブログに載せるのは初めてのことで、とても嬉しく思っています。

なお今回は、要約筆記例と文字起こしに加え、自分で録音を再生しながら家で打ってみた様子を画面キャプチャソフトで録画してみました。四苦八苦しながら録画し、なんとかyoutubeにあげたので、埋め込んでおきます。音声を再生してからワタワタしながら録画ソフトをオンにしてたら話者名を入れるのをすっ飛ばしてしまいましたが、そこは見逃してやってください……。(汗)

今回の話者は「小嶋さんという女性」という設定です(板書しておいた共有情報。もちろん偽名)。
では、たたまれている場合は、「続きを読む」からどうぞ。

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2018年1月26日 (金)

【日本語】関東イントネーションと関西イントネーション

こんばんは。深夜のテンションでちょっと妙なものをアップしてみます(笑)

私が要約筆記の養成講座で以前から「日本語」の単元を受け持っていることは以前も書いたかと思いますが、今のテキストになってから、いつも困っていることがありました。それは、「イントネーション」の説明です。

アクセントとは、単語を発音する際の、社会的に習慣づけられている相対的な音の高低や強弱の関係のことです。日本語は高低アクセントの言語で、共通語において同じ「ハシが」でも、「橋が」では「シ」が高く、「箸が」では「ハ」が高く、「端が」では「シガ」が高く発音されます。
(「要約筆記者養成養成テキスト(上)」p.25 より)

この部分をいつも「私読めないんですよね~(^^;」と言いながら講義してきました。で、この度めでたく(?)バリバリ関東弁イントネーション(しかしゃべれない)人間の協力が得られたので、貴重なサンプルとしてこちらにアップしておきたいと思います。私はいつもより関西弁風味を強調してしゃべってみております。いや~、マジでこの部分、文字では絶対伝わらないでしょ~!と思っていたので前からやってみたかったのですが、なんとなくちゃんと録音する機会がなかったので。

では、まずはテキストの文章から。
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2018年1月 7日 (日)

「分からん話」を訳して思ったこと(7)※一応おわり

7.最大の課題と、ざっくりしたまとめ

まだまだいっぱいある(ふとした拍子にぽろぽろっと思い浮かぶ)のですが、そろそろ通常生活に戻らないといけないので、一番大事なことを書いていったん止めておこうと思います。

「3.分からなさすぎると、虫食い文にすらできない」で少し書きましたが、最後の方で「やってはいけない致命的なミス」をやってしまいました。ある意味、これが最大の収穫だったかもしれません。

そーだいさんから、以下の2か所について、私自身は「?」マークを付けていなかったにも関わらずご指摘・訂正をいただいたのです。「自分では分かっていないと思ってなかったところが間違っていた(=分かってなかった)」ということです。本当に痛恨のミスでした。

・データベースのヘッジ→データベースのフェッチ(fetch) ・パーツを作る人っていうのは→PaaSを作る人っていうのは

これは最後の30分の中にある部分でして、このあたりというのはもう技術中心の話というのは出てこないんですね。またこれをやっていたのが年末でもあり「なんとか年内に終わらせたいなあ」と思っていたことや、「もうすぐ終わりそう!嬉しい!」みたいなちょっと浮足立った気持ちもありました。そして何より、耳がある程度慣れてきたと思って油断した、というのも大きかったと思います。

要は「多分こうなんだろう」と思っていちいち確認をとらなかった、ということです。ちょっと分かってきたと思って舐めてた、というのもありますが、やはり集中力がちょっと甘くなってたのかなあと思います。

ちょっと前のエントリで「脳内バックグラウンドで話を検証しながら聞く」というように書いたのですが、要約筆記現場では私はこれをやりつつ他の人のモニターやらフォロー(訂正、補足、挿入)をしています。つまり仕事量としてはもっと多いはずなので、その分、「話を聞く」部分についての負荷が低い、ということになります。

タイピングの段階で「この単語どうやって打つんだっけ?」とイチイチ意識して考えなければ打てないのでは(要約筆記では)話にならないのと同じように、「話を聞く」段階で「これどういう意味なんだろう?」が頻発していると、手が止まります。これが、私がこの文字起こしを始めた初期の段階でした。

ところが「なんとなく、こうだろう」で打って変換し、よく確認しないままあげてしまう、という人がいます。こういう場合、「てにをは」がねじれたり誤変換があっても気にしてないか、スクリーンに上がってからやっと気が付いて慌てていることが多いし、こちらも結構フォローが大変だったりします。「あれは何でだろうな~」と思っていたんですが、もしかしたらこういう、「~だろう」という予測だけで動いていて集中力が甘い状態なのかもしれません。
なるべく、フォローした後や反省会とかで「こういうことで訂正いれたんだよ」とか説明するようにはしていますが、この「見切り発車でフライング?してファウルボール投げまくる」タイプはなかなか矯正がききにくいです。

他人のことはさておいて、今回、自分としては今のところ「どうすればよかったのか」という回避策が全然思いつかないので、これはものすごい大きい宿題になったなあと思っています。

ただ、少しだけ自分を慰めるとすれば、「普段の要約筆記では、結構深く集中して話を理解しているみたいだな」ということと、「やはり理解できなければ分かりやすく再構成することなんて絶対無理!整文すら無理!」ということが実感できたこと、それから「言葉としては変えなくても、カギカッコや句読点や改行といった編集で分かりやすくする工夫はできる」といったところでしょうか。

ちょっと取っ散らかったままになってしまいましたが、今回はこれでいったん締めたいと思います。(時間が取れたらソフトやハードのこともオマケで書くかもしれません。)ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

「分からん話」を訳して思ったこと(6)

6.やりやすかったところ

※2018年1月8日追記※
「整文はできない」と「最低限はしている」のところがちょっと分かりにくい(言葉が足りない)と思ったので、少し追記しました。要は私のほとんど理解できない「技術メインの部分」では「ほとんど整文できない」ということであり、他の部分では多少の手は加えてあるということです。

とにかく話題に対する自分の無知さ加減がすごくて笑えてくる(本当に分からなさすぎて笑えた(^^;)レベルで始めた文字起こしでしたが、それでも最後までできたのにはいくつか理由があります。

①話題(と話者)の性質上、ネットに多くの手掛かりがある
②身近にプログラマがいたこと
③利用者(つりーべるさん)とTwitterでやりとりしてもらえたこと
④話者本人(そーだいさん)に専門用語、人名などを教えてもらえたこと
⑤話の中で「人・思想寄り」の普遍的な部分が多かったこと

①、②については、前のエントリでも述べましたので割愛します。
続きがたたまれている場合は「続きを読む」からどうぞ。

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2018年1月 6日 (土)

「分からん話」を訳して思ったこと(5)

5.何が難しかったのか


上記でも述べましたが、「難しい」といっても、このポッドキャストに対しての私自身の知識やスキルからみた「相対的な判断」にならざるを得ないので、その点をまず大前提としてお断りしておきたいと思います。そのうえで、普段の要約筆記現場に比べて非常に「難しい」と感じた部分を述べてみます。

今のところ以下のような感じかなと思っています。

①「誰が、誰に向かってしゃべっているのか」が全く違う
②業界人ならではの「常識」「人名」「イベント名」などが暗黙の了解になっている
③話者がどうしているか、という視覚情報がない(話している様子が見えない)
④音声情報から文字にしたら落ちてしまう情報をどう表現するか

以下、たたまれている場合は「続きを読む」からどうぞ」。

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2018年1月 5日 (金)

「分からん話」を訳してみて思ったこと(4)

4.分からん段階でも、分かったこと

とにかく、話者のおふたりが「楽しそう」であること、90分のほとんどで「意気投合している」という雰囲気であること。

笑い声もよくありましたし、なにより新原さんが「うんうんうんうん……」とすごい勢いで相槌を連打している様子が、めちゃくちゃ楽しかったです。話題が全然分からなくても、そこはものすごく伝わってきました。

これは要約筆記の現場でもそうなのですが、何かひとつのテーマに対して複数の人物が会話している場合、「各人の、そのテーマに対する立ち位置」が、話の流れを理解するうえでの手掛かりになることがあります。

発言内容を聞いて理解する部分もありますが、話し方……つまり、抑揚、声色に出てくる喜怒哀楽、声の強さや勢い、そして笑いといったものからも、ある程度、判断することができます。これに「聞き取れた部分の発言内容」をプラスして、「話の方向性があっているか」を常に脳内バックグラウンドで検証しながら聞いていく、というのが、話のつじつまを合わせるためには必要だと思っています。おかしいと思ったら、その段階で全体像の大まかなイメージごと見直すことも必要です。他人様の脳内を代弁するからには、慎重には慎重を期したほうがいい。

その意味からいうと、今回のおふたり、とくにホストである新原さんの相槌連打から垣間見える「ふたりの立ち位置が非常に近そう、または共感できる部分が多そう」な様子は、私にとっては「楽しそうだなー」という気持ち以上に、精神的な負担を軽減させてくれました。ただでさえ分からん話なのに、意見が対立しているとなると、「具体的に、どこがどのように?」が話の本筋に入ってきてしまい、要求される話題把握レベル(精密度)がハネあがるからです。双方ともプロですから、なおさら。

ここからはまたまた少し余談になりますが……。
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「分からん話」を訳してみて思ったこと(3)

3.分からなさすぎると、虫食い文にすらできない


※1月7日修正※
例文にあげていた箇所があまり適切じゃなかったので、後半に追加しました。というか、やはり何度も何度も聞いていると「聞き取れるようになってしまう」ので、この辺は最初のころに「どう聞こえたか」のサンプルをとっておけばよかったなあと反省しています。まあ実のところは分からな過ぎて、それどころじゃなかったんだけど(^^;

分からない単語が多すぎる上に「その単語の品詞が何かも定かでない」状態だと、穴あき文章すら作れないんですね。ネットスラングに「“***(単語)”? 何それ おいしいの?」みたいな言い方がありますが(例:「クリスマス?何それおいしいの?」=「知らねーよ!」的なニュアンス)、「おいしいの?」どころか、そもそも「それ」が「モノ」なのかどうかすら、定かでない。

例えば、2分前後のところのそーだいさんのセリフにこんなのがあります。

「ちょうど関西のPHPカンファレンスの委員長をやってたタカハシ君と昨日、飲んでたときに、SymfonyとLaravelとか、あと、フレームワーク……僕、FuelPHPっていうフレームワーク大好きだったけど、今 息してないっていう話をしてて。」

これが最初はこう聞こえるわけです。

「ちょうど関西のPHPカンファレンスの委員長をやってた●●君と昨日、●●●ときに、●●●と●●●とか、あと、フレームワーク……僕、●●●っていうフレームワーク大好きだったけど、今 息してないっていう話をしてて。」

以下、たたまれている場合は「続きを読む」からどうぞ。

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«「分からん話」を訳してみて思ったこと(2)